先日の19日ですが、
サッカークラブ世界一決定戦が
バルセロナ(スペイン)と
エストゥディアンテス(アルゼンチン)の間で行われ、
結果は延長戦にまでもつれ込む激戦の末、2−1でバルセロナが勝利し、
初の世界一の栄冠を手にしました。
その中でも
メッシが延長戦後半に見事な決勝ゴールを決め、
バロンドール受賞者、FIFA年間最優秀選手の称号に恥じない活躍を見せました。
クラブW杯を制したバルセロナ、前人未到の6冠達成
19日に行われたFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝で、延長戦の末、エストゥディアンテスを2−1で振り切り悲願の世界一に輝いたバルセロナは、2009年に出場したすべての大会で頂点を極めた。
バルセロナは、今年5月13日のスペイン国王杯制覇を皮切りに、リーガ・エスパニョーラ、欧州チャンピオンズリーグ、スペイン・スーパーカップ、欧州スーパーカップ、そして今回のクラブW杯を制覇し、サッカーのクラブチーム史上初となる6冠を達成した。
これまで、1年間で最も多くのタイトルを獲得したのは、1999年のマンチェスター・ユナイテッド(マンU)の4冠(プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップ、トヨタカップ=現クラブW杯)だが、この年のマンUは、リーグカップでトッテナムに敗れたほか、コミュニティ・シールドではアーセナルに、欧州スーパーカップでもラツィオに、それぞれ敗れている。
バルセロナとマンU以外では、1967年のセルティック、1972年のアヤックス、1988年のPSVの3チームが、国内リーグ、国内カップ、チャンピオンズリーグ(チャンピオンズカップ時代も含む)の3冠を達成している。
ジョゼップ・グアルディオラ監督が完成度を高めた「高いボールポゼッションから素早いパスワークを繰り出す攻撃的なサッカー」は、2009年のあらゆる大会で相手を凌駕(りょうが)し、バルセロナの名はサッカー界の歴史にさん然と刻まれた。だが、圧倒的な強さを誇る同チームといえども、このような輝かしい1年を繰り返すのは難しい。とはいえ、記録を比べる必要などないことをグアルディオラ監督は十分に認識している。同監督は、クラブW杯の大会前に次のように述べている。
「これ以上の明るい未来はない。なぜなら、この1年で達成した記録を上回るのは不可能だからだ。もし、今年とほかの年を比較することになれば、われわれは墓穴を掘ることになるだろう」
(
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091221-00000003-spnavi-socc より引用)
それにしても、この試合では前半に先制点を許したとはいえ、
バルセロナがプライドをかなぐり捨てて、
自分たちのパスサッカーを捨ててまで、
勝ちたいという気持ちを前面に出してきたのには驚かされました。
とにかく異常なほど前線へのロングパスが多かったと思います。
前半を終了した時点では、ほとんどバルセロナは自分たちの持ち味が出せず、
特にエストゥディアンテスの守備陣がバルセロナの生命線とも言える
サイドの起点を完全につぶし、ほとんど自分たちのサッカーが出来ていませんでした。
しかし、それでも後半の44分に同点に追いつくあたりは、さすがに底力を感じさせました。
延長戦になってからは、完全に選手層の厚いバルセロナが有利に試合を進め、
後半5分にメッシが胸で押し込む泥臭いゴールを決め、
見事世界一の栄冠を手にしました。
この試合の見所は、エストゥディアンテスがどこまでスター軍団バルセロナに食らいつくか?
そして、エストゥディアンテスの司令塔、アルゼンチン代表の司令塔でもあるベロンが
どのくらいバルセロナに危険な攻撃を仕掛けることが出来るのか?
に興味がありました。
※ サッカーを知っている人ならわかると思いますが、今のバルセロナのメンバーの質は
異常なほど高いと言っていいと思います。レアルと違って、生え抜きが多いので、
文句はいえませんが、下手なワールドカップ出場国より遥かに強いチームです。
というより、世界最強のチームと言って間違いないと思います。
結果は、ここまでバルセロナが自分たちのサッカーが出来ないぐらい、
ペースをつぶされていたのには驚きました。
戦術的に後南米特有のマリーシアとでも言えば良いのでしょうか?
アルゼンチンのチームは非常に巧く狡い(=賢い)サッカーをやっていたため、
バルセロナは看板である華麗なサッカーをすることが出来なくなるまで、
追い込まれていました。
その立役者は、やはりベロンでしょう。
破れたとはいえ、ベロンはさすがに相手の弱点を見抜く目、テクニックともに
未だに世界でも一級品であることを証明したと言えます。
これなら、来年のワールドカップでも回りとの連携次第で十分ベスト4クラスは狙えます。
一方、勝利したバルセロナの執念にはびっくりしました。
とにかく、何が何でも勝つ!という気持ちが伝わるサッカーをしていました。
特に決勝点を決めたメッシ、やはり彼は何かを持っていますね。
あの場面で、あの時間にゴールするのは、何か選ばれた選手であると思います。
後は、代表チームでも今回のような活躍をすれば、
マラドーナの域に近づいてくことになると思います。
今回のバルセロナの勝利には、
我々にも学ぶ点が多くあったと思います。
あれだけのヒーロー軍団が「勝つ」、
「結果を出す」という姿勢を貫き通した点は確かに異質なものを感じました。
しかし、どうしても結果を出さなければならないときは、
形はなんであれ、とにかく結果を出す、勝つことを優先するのが、ヒーローである。
という、当たり前のことを教えてくれていたような気がします。
確かに自分の流儀を通すことは大切なことだと思います。
しかし、勝ちに行くときは泥臭くても勝つことに徹するのも立派な哲学とも言えます。
ヒーローと言えどもこれは我々と同じことです。
ヒーローはカッコいいところだけではありません。
今回のような泥臭さ、人間臭さのようなことをしてまでも結果を求めることがあります。
今回の試合は、我々もプロセスを重視するだけでなく、
時には結果を最優先で動くべきということを教えてくれた試合、
ヒーローの執念を見せてくれた貴重な試合だったとも言えます。
posted by ヒーローズ at 00:40
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